毎日新聞 大阪版 紹介されました

 

 

災害時には「命の笛を」--。南海トラフ巨大地震などに備えて防災用の笛を購入する人が増えている。

がれきの下敷きになった時などに、救助隊に自分の場所を知らせるためだ。携帯電話に付けるタイプや

ライト付きなど多彩な笛が登場し、乾パンやラジオなど従来の防災グッズと並ぶ新たな定番商品になりつつある。【田所柳子】

 

大阪市北区の「東急ハンズ梅田店」は防災コーナーを年初に比べ約3割広げ、一角にさまざまな防災笛を並べている。

国の有識者会議が巨大地震の予知を国難と結論づけ、「減災」のための準備の必要性を訴えたら5月末以降、

売り上げは急増し、12月24日までの売上額が昨年の2.4倍に上る。数十本をまとめ買いする人もいるという。

 

携帯電話などに付けて持ち歩ける最小サイズ(長さ約3.3センチ)が一番の売れ筋だ。笛の内部に

自分の名前や住所・血液型などを書いた紙を入れられるタイプや、LEDライトが付いた笛も人気だ。

売り場担当の渡辺高広さん(39)は「音の大きさに関心が高い。家族のために購入する人も多い」と話す。

 

東京都墨田区の金属加工会社「墨田螺子(すみだらし)産業」(水戸信之社長)は約8年前から防災用笛の

製造を始め、これまでに計約20万本を販売。真ちゅう製で丈夫そうと評判になり、売り上げが伸びているという。

水戸社長は「阪神と東日本と二つの震災を経て、災害の危険性を具体的にイメージする人が増えた」と分析する。

 

毎日新聞 大阪版



 

    防災・防犯 ホイッスル  

     Quantity  591,601(4/22) 


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