中国からの遅れ、それは。。

切削(削り)加工とは別に、品物を作る場合成形と言う方法があります。 金型を作成し、そこに材料を流し込む製法で樹脂とか、金属でも可能です。 量産に適しており、金型代はかかりますが、製品単価はけた違いに安く製造 できます。最近、設計者の方でも、国内で量産が減り、金型製造の経験が少ない方が増えてきました。

 

金型と言っても、勿論、図面から制作しますので 図面通り制作しても、希望の製品にならない場合があり、ファーストショット(金型製造後の初めての製品)後に、製品を基に設計変更をする場合もあります。一発で製品ができる場合も、当然ありますが、微調整に伴う、改造が起きるケースが多々あります。

 

さて、問題はこの改造にかかる費用は誰がもつか?皆さんも、当然、疑問と同時に、判断できることでしょう。 そうです。 設計した側です。しかし、経験の少ない設計者は、製造責任において、費用を負担しろと言って きます。勿論、製造上の改造、変更は製造者負担で行いますが使用上、問題が あるかの判断はお客様です。 従って、使用上の問題は設計上の問題なのですが、ここがなかなか理解されないことがあります。通常、金型製品は、数量が多く、毎月生産されます。そのため、 金型製造では利益を得ておりません。

 

本来なら、設計した段階で、金型代の10%程は、変更、改造費用として予算を とらなくては。。設計者、技術者といても、経験者からの教育が必要です 量産がどんどん減る、国内製造業。 こんな教育面でも、中国などに引き離されているのが現状です 遅れ始めているのは、単価や技術だけではなく、もしかしたら、「経験」や「教育」なのかもしれません こんな時代だからこそ少しでも、弊社の技術、経験を、 お客様にご提案できればと思います。