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熊本地震後、非常食の在庫が一時なくなった雑貨店

「天神ロフト」=福岡市で2016年4月25日、小原擁撮影


熊本地震の影響を受け、防災意識の高まりなどから、防災関連商品に注目が集まっている。小売り各店で非常食や乾電池などが売れているほか、防災用の笛(ホイッスル)のメーカーは注文が殺到して在庫が切れ、販売を一時延期している。

 

「最近10年で経験したことがないほど取引先から注文がある」。ホイッスル製造の墨田螺子(すみだらし)産業(東京)の水戸信之社長は話す。

 

 熊本地震で、倒壊した家屋から住民を救出する際、県警などの捜索隊が余震を隊員に知らせるために笛を使ったことから、災害時に役に立つ商品として関心が高まった。

 

 同社はホイッスルを月間最多5000個生産できるが、地震発生以降、量販店などからの注文が相次ぎ、生産が注文数に追いつかず、現時点で注文しても6月中旬以降の納入になる見込みだ。

 

 また、レトルトご飯パックなどを製造する日本乾溜工業(福岡市)は、官公庁を中心に注文の問い合わせが増えている。地震で自治体などが備蓄していたレトルトパックを被災地に送った例が多く、今後、新たな備蓄用に注文が出る見通しだ。防災関連品を製造販売するグリーンクロス(同)も屋根瓦が崩落した屋根を覆うブルーシートの注文が増えている。

 

 一方、雑貨店「天神ロフト」(同)で売れているのはレトルトの非常食だ。熊本地震発生後の17日、地震前に約480食あった非常食が完売した。100円ショップのセリア(岐阜県大垣市)は、全国で展開する約1280店の乾電池の売り上げが急激に伸びた。

 

20〜23日の4日間で、懐中電灯やラジオなどに使う4個入り単3電池の売り上げが、前年同期に比べ約2倍になった。全国180店を展開する家電大手のビックカメラ(東京)も防災関連コーナーで乾電池や拡声機など取扱商品数を増やして対応している。【小原擁】

 


※、一部、電話取材によるコメントと違った内容が掲載されておりますが、記事の修正はできませんので、そのまま掲載させて頂きました。




 

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